現代でも生かせる徳川家康の貴重な名言をご紹介
徳川家康と言えば、誰もが知る武将の1人で、戦国時代を生き抜き264年という長きにわたって戦のない江戸時代を気づいた人です。耐えに耐えて最後に天下を取った徳川家康は、現代でも生かす事が出来る沢山の名言を残しています。
それでは具体的に詳しく見ていきましょう。まず「人の一生は重き荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず」という言葉があります。これは数ある名言の中でももっとも有名なものです。
どういう意味かというと、「人間は重い荷物を背負いながら、長い道のりを一歩ずつ進むようもので、無理に急いでは失敗します。だから焦らずに一歩一歩歩みを進めるべきである」と言っています。
滅びる原因は、自らの内にあり
また「滅びる原因は、自らの内にある」という言葉も有名です。これは「失敗した時、その原因はまさに自分自身の中にある」という意味です。
何か失敗した時に他人のせいにばかりしていると、周りの人に信頼されませんし何より自分の成長も妨げてしまいます。この言葉を肝に銘じるだけでも、勉強や仕事に対する考えが変わってきます。
他にも「勝つことばかり知りて、負くるを知らざれば、害その身に至る」という句も徳川家康のものです。これは「勝つ事ばかりで負けを知らないでいると、いざ逆境に陥った時に乗り越える事が出来ずに終わってしまう。だから時には負ける事も大切である」という意味です。
質素倹約に
人間は勝ち続けていると、調子に乗ってしまい学ぶ事を怠ってしまいます。負けたり失敗した時にこそ沢山学ぶ事があるというのは、現代でも同じです。
それから「不自由を常と思えば不足なし」という言葉も残しています。これは「不自由な生活が常に当たり前の状況であれば、何にも不満な事を感じる事はない」という意味です。
徳川家康は倹約質素をモットーにするぐらいぜいたくな暮らしに危機感を持っていました。物が溢れている現代でも、贅沢三昧な生活を送っていては、心が貧しくなるばかりなので、この句は現代に生きる人々にも心を打ちます。
このように徳川家康は、現代人の心にも突き刺さるような名言を沢山残しているので、興味がある人はまだまだあるので、色々と調べて自分にぴったりの句を見つけてみると良いです。